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ジムニー エンジンオーバーホール

  • ats-info
  • 2017年8月24日
  • 読了時間: 2分

JA22Wジムニー

走行距離は16万km過ぎています。

信号待ちでエンストするので診てほしいとのご依頼。

始動してみると、ブッブッブ・・・と

明らかに1気筒燃えてない感じです。

冷却水を確認すると、ラジエターは空っぽ!

明らかに漏れた跡があります。

圧縮圧力を測定すると、2番シリンダー圧縮なし。

どうやらオーバーヒートでヘッドガスケットが損傷したようです。

それ以外にも損傷がある可能性があるので、

それなりに金額がかかることをお客様の了解を得た上で、

まずはシリンダヘッドを降ろします。

じっくり調べていくと・・・

2番シリンダーの排気バルブ1本(写真左)だけ、明らかに他(右)と色が違います。

どうやらこの1本だけ異常摩耗か何かで引っ込みすぎてしまい

バルブが完全に閉じ切らずに圧縮がかからないようです。

他にもカムシャフトが固着気味でかなり動きが重いなど

いろいろ問題があるようなので、

シリンダヘッドはリビルト品と交換してしまいます。

ヘッドから下、ブロック等は大きな問題はなさそうです。

あとは水漏れしていたラジエータも修理し、元通りに組み付けてテスト。

アイドリングも安定し、加速も良くなりました。

これでエンジンは当分はいけるでしょう!

忙しくてなかなか手が回らず、合間合間にちょびちょびやっていたせいで

大分時間がかかってしまいました、すいません・・・。


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