走行中、突然タイヤがバーストしたエルフ。
一般道で速度が低かったので何もなかったのが幸いです。
ごらんの通り、溝はまだ十分ありますが
製造年月をみると、10年前!
どうやら小さな亀裂から水が浸入し、
タイヤ内部のスチールコードが錆びて弱くなってしまい
最終的にバーストに至ったようです。
これは他のタイヤも危ないので一緒に交換した方が良いですよ、
手配しておきますということで一旦スペアに交換し
タイヤの手配をしておいたところ
数日後に今度は別のタイヤもバースト!
ほぼ同時にバーストしたのは品質が安定しているということなんでしょうか・・・。
全てのタイヤを新品に交換させて頂きました。
同じ時期に、パンクで入庫してきたお車。
タイヤは一見問題なさそうですが・・・
溝には亀裂がいくつも入っています。
このタイヤもいずれは同じようにバーストする危険があります。
製造年月を確認します。
下4桁が0306、
つまり2006年の第3週目に製造されたタイヤということで
既に製造から10年以上経過しています。
このお客様は年間走行距離が非常に少なく
2006年の新車購入から現在まで15,000kmしか走行されていません。
お客様に状況を説明し、4本新品に交換させて頂きました。
溝があるので大丈夫、と思いがちですが
このように年数の経ったタイヤは要注意です。